学校保健委員会
2024年1月26日 19時29分1月26日に、特定非営利活動法人Gumi代表 古谷大志様を講師に招き、学校保健委員会を開催しました。古谷様には、「子どもとスマホとゲーム障がい」というテーマで、6年生児童と保護者にお話しいただきました。
最初に、いろいろなゲーム画面が映し出されましたが、大半の子がよく知っており、いろいろなゲームをやっていることが分かりました。
古谷先生から、スマホやゲームには依存性があり、やりすぎると、イライラしたり、朝起きられなくなったり、言葉遣いが悪くなったりと、生活上のトラブルにつながり、それが、ひどくなるとゲーム障がいという病気になることを教えていただきました。
そして、自分のトリガー(ゲームをしてしまうきっかけ 例:家に誰もいない、ストレスがある等)を一覧から探し、そのトリガーの中でも「このトリガーに触れるといつもゲームをしてしまう」という危険度の高いトリガーの対策について、具体的に考えました。
対策例としては、「タイマーをかけ、スマホやコントローラーを箱にしまう、親に預ける」、「使いすぎるアプリを、ページの最後に配置する」等、すぐにゲームができる環境にしないことがよいという話もありました。
古谷さん自身が、ゲーム依存になったご経験もあって、その思いが、子どもたちにもよく伝わっており、感想にも今後、自分の生活を見直ししていきたいという発表が多くありました。
最後に、校長先生が話の中で、家庭でのルールは、子ども任せにしないで、親の思いを伝え、家庭で決めることが大切だと話されました。
今回の学びを基に、スマホやゲームとの上手なつき合い方ができるようになれば幸いです。ぜひ、親子で話し合うきっかけにしてください。